2025/02/12
壁紙の防音効果を知りたいがおすすめはあるのか、と気になる方も多いはずです。
当記事では壁紙には防音効果があるのかや、壁紙以外の防音効果アイテムについて比較・検討します。
壁紙(防音シート)の防音効果
防音シートの防音効果は以下のとおりです。
- 遮音シートの効果
- 吸音シートの効果
- どちらも同時に手に入れるなら防音壁がおすすめ
それぞれ解説します。
遮音シートの効果
遮音シートは、音を反射させることで音の伝播を防ぐ効果があります。
これにより、室内の音が外部に漏れるのを防ぎ、外部からの騒音が室内に侵入するのも抑制します。
ただし、遮音シート単体では大きな防音効果は見込めない場合が多いです。
吸音シートの効果
吸音シートは、音を吸収して反響を抑える効果があります。
室内での音の反響を軽減し、クリアな音環境を作り出してくれます。
特に、室内での会話や音楽鑑賞、楽器演奏時に効果的です。
どちらも同時に手に入れるなら防音壁がおすすめ
遮音と吸音の両方の効果を同時に得るためには、防音壁の設置が効果的です。
具体的には、遮音材や吸音材を組み合わせた構造の壁を設けることで、高い防音性能を実現できます。
ただし、これらの方法は専門的な知識や技術が必要となるため、専門家への相談をおすすめします。
壁紙(防音シート)でDIYする方法
防音シートでDIYする方法は次のとおりです。
- 吸音もしくは遮音シートを手に入れる
- 使用法を確認して貼り付ける
- 防音効果を感じられなければアイテムを変える
順番に説明します。
吸音もしくは遮音シートを手に入れる
まず、目的に応じて吸音シートまたは遮音シートを選びます。
吸音シートは室内の音の反響を抑え、遮音シートは外部への音漏れや外部からの騒音を防ぐ効果があります。
製品によってサイズや厚み、素材が異なるため、設置場所や目的に合わせて適切なものを選びましょう。
使用法を確認して貼り付ける
購入したシートの使用方法を確認し、適切な手順で貼り付けます。
多くのシートは裏面が粘着シールになっており、簡単に貼り付けることができます。
貼り付ける際は、壁の汚れやホコリを取り除き、シートがしっかりと密着するように注意しましょう。
防音効果を感じられなければアイテムを変える
シートを貼り付けた後、期待した防音効果が得られない場合は、別のアイテムを検討しましょう。
たとえば、吸音パネルや防音カーテンなど、他の防音グッズを組み合わせることで、効果を高めることができます。
また、設置場所や方法を見直すことも重要です。
おすすめできる壁紙(防音シート)
おすすめの防音シートは以下のとおりです。
- 防音ファストラボ 遮音シート「saegiri」 24枚セット
- YOPIN 吸音材 30×30×5cm 極厚 ウレタンフォーム
- Hertber 吸音材 白 12枚 自己粘着 吸音パネル
それぞれ解説します。
防音ファストラボ 遮音シート「saegiri」 24枚セット
日本製の遮音シートで、厚さ1.2mm、面密度約2.1kg/㎡と高い遮音性能を持っています。
縦30cm×横30cmのサイズで、24枚セットとなっており、壁や床などさまざまな場所に使用できます。
YOPIN 吸音材 30×30×5cm 極厚 ウレタンフォーム
厚さ5cmの極厚ウレタンフォームを使用した吸音材で、音の吸収効果が高いのが特徴です。
ピラミッド形状により、音の反射を効果的に抑制します。
12枚セットで、両面テープ付きのため、簡単に設置できます。
Hertber 吸音材 白 12枚 自己粘着 吸音パネル
この吸音パネルは自己粘着式で、簡単に壁に貼り付けることができます。
高密度の素材を使用しており、音の反響を効果的に抑制します。
サイズは30cm×30cm×0.9cmで、12枚セットとなっています。
壁紙(防音シート)以外におすすめできるアイテム
防音シート以外のおすすめアイテムは次のとおりです。
- 防音カーテン
- 防音マット
- 吸音パネル
順番に見ていきましょう。
防音カーテン
厚手の防音カーテンは、窓からの音漏れや騒音の侵入を防ぐ効果があります。
特に、外部の車や人通りの音が気になる部屋には効果的です。
また、遮光効果も兼ね備えているため、快適な室内環境を作り出します。
防音マット
防音マットは床に敷くことで、階下への音漏れや振動音を軽減します。
特に、マンションやアパートなどで生活音が響きやすい環境に最適です。
さまざまな厚みやデザインの製品があり、インテリアに合わせて選ぶことができます。
吸音パネル
吸音パネルは、壁に取り付けることで室内の音の反響を抑える効果があります。
音楽スタジオやホームシアターなど、特定の音響環境を改善したい場合におすすめです。
デザイン性の高い製品も多く、部屋のインテリアとしても活用できます。
壁紙(防音シート)の効果まとめ
防音シートは手軽に取り入れられる防音対策として人気ですが、その効果には限界があります。
遮音シートは音の漏れや侵入を防ぎ、吸音シートは反響音を軽減しますが、完全な防音を実現することは難しいのが現実です。
より高い防音効果を求める場合には、専門家による防音室の製作を検討することをおすすめします。
プロが設計・施工する防音室は、遮音と吸音のバランスを最適化し、快適な音環境を提供します。
当社では防音工事の無料見積もりを以下のページから受け付けているので、お気軽にご相談ください。
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